2019年5月21日 本宮川 水無川状態の記録

2019年5月20日の大雨で、鏡川が増水 5月20日の夕方、

鏡川の可動堰、江ノ口・鴨田堰が水圧で倒れ

 

5月20日の夕方~5月21日の夜19:00頃まで、本宮川が水無川状態になりました。

その時の本宮川の様子や、魚たちへの影響などを写真と共に記事にします。

江ノ口・鴨田堰の様子

<<5月20日>>

5月20日 夕方、鏡川 江ノ口・鴨田堰 水圧で一機 堰が倒れる。この時点で本宮川への水の流入が無くなる。

5月20日夕方 江ノ口・鴨田堰

<<5月21日>>

5月21日の午前中の江ノ口・鴨田堰、2機の可動堰が倒れている。

5月21日の江ノ口・鴨田堰

5月21日 本宮川 水無し川状態

<<旭小学校正門 本宮橋付近>>

<<本宮町2番地前 蛍生息地>>

水無川1日目なので、かろうじて水はある

<<旭西部公民館 裏>>

この場所は、2018年4月26日の水無川時に干上がって魚が大量死した場所。

<<蛍橋郵便局前>>

午前中は、まだ若干の水が残っている

この付近は、カマツカが生息する場所

5月21日 蛍橋付近

<<イオン高知旭町店 裏 付近>>

ここは、魚の逃げ場となっており、大きい鯉が2匹逃げ込んでいました。

(のちに この2匹の鯉は、大きめのサギ?に食べられてしまいました…)

上記の深場からすぐ下流部分

中央に魚道はあるものの、砂やゴミがたまっており、水無川状態のおりには、魚道としては役にたたず。それでも多少は、魚が逃げ込んでいる。

長時間 水無川になれば、この魚道のなかで酸欠になって、茹で上がり小魚たちが死んでいきます。

<<イオン高知旭町店 裏 たけさき歯科さん 付近>>

この付近にも、深場が作られており、一時の魚の逃げ場となっている。

2019年5月21日、夕方5時くらいから高知市役所 河川耕地課による鏡川 江ノ口・鴨田堰の立ち上げが始まり、19時くらいから本宮川に通常通りの水が流れる事になりました。

今までなら、水無川になってから水が流れるまで、早くても3日くらいかかっていたので、今回の翌日の夕方から水が流れる始めたのには、地域住民皆驚き、喜んだことでした。

 

水無川になった本宮川に、翌日夕方から水が流れ始めることで、たくさんの水辺の生き物の命が救われました。感謝です。